チラシ・WEB事例

価値を訴求することで 、同じ部数で問い合わせ数20倍!20件⇒435件に!

自動車学校 経営幹部様


【Kドライビングスクール[兵庫県]】
免許取得をサポートするだけでなく、楽しく快適な自動車学校生活を送ってもらうために、お客様とのコミュニケーションを大切にしている自動車学校。


Q .以前はどのようなチラシを実施されていましたか―
片面のカラーチラシで、イメージを重視したデザイン

1回約10万部の新聞折込チラシを、年に6回実施じていました。

チラシの仕様は、片面のみのカラー印刷で裏面は白地にしており、メモ代わりとして保存しておいてもらえるという思いがありました。デザイン的にも、「チラシで良いイメージを持ってもらえればお客様は増える」という思いがありました。

問い合わせ手段は電話のみで、チラシの反響は折込1回10万部につき、電話20件程度しかありませんでした。

▼以前のチラシ

○イメージと商品の紹介のみ
○片面のみの印刷(裏面は白紙)
○カラーで、インパクトと、見栄えの良さにこだわり
○老若男女、できるだけ多くの人の興味をひくように


Q .何をどう改善されたのですか―
情報量を増やして「自社の価値」を伝えた

楽まうくさんにアドバイスをいただきながら、根本から変えました。

まずは、片面だけだったのを両面に広げて情報量を増やし、カラー→2色印刷にすることで費用を少し抑えつつ同じ部数実施しました。
内容的にも見た目やイメージ重視ではなく情報重視で、チラシ裏面も活用して「自社の価値」を伝えることに注力しました。

また、チラシ自体に返信用ハガキをつけて、電話だけだった問い合わせの手段を増やしました。

▼改善後のチラシ

○片面印刷⇒両面印刷にして、情報量を増加
○表面は商品・サービス、裏面を丸ごと使って当校の特徴や強み、こだわりを伝える
○お客様が一番不安に感じている「指導員」の顔を出すことで、事前に不安を取り除く工夫
○返信ハガキをつけて問い合わせしやすく
○カラー⇒2色で見た目でも他校と差別化


Q .改善の効果はいかがでしたか―
20倍の反響で、営業マンはフォローに追われてうれしい悲鳴に

改善後のチラシは、問い合わせ数大幅に増えました!
これまで電話20件だけだったものが、なんと電話だけで200件以上、チラシにつけた返信ハガキが200件以上と、合計で400件以上の反響で、
反響数は20倍にアップしました!

その結果、営業マンはフォロー対応に1ヶ月間追われることになり、うれしい悲鳴となりました。と同時に入校数も増えて、過去最高の月間入校数を記録しました。

その中で感じたことは、単に「自動車学校で免許を取りたい」ではなく、「当校で免許を取りたい」というお客様が増えたということです。自動車学校にとっての商品は「運転免許」で、それはどこの自動車学校も同じなのですが、チラシに自社の特徴や強み、独自の取り組みなどを掲載したことで他校と差別化することができたのかなと思います。

また、返信ハガキという問い合わせ手段を設けることで、お客様にとっての問い合わせへのハードルが下がった(電話が苦手な人の問い合わせも増えた)ようにも感じます。


Q .チラシを改善してみてのご感想は―
インパクトと見栄えだけでは、自社の価値が伝わっていなかった

以前は、チラシはインパクトと見栄えが最も重要だと思っていましたが、結局、自社の価値が伝わっていなかったんだなと思いました。

「ゴチャゴチャといろいろ詰め込んでも誰も読まない」と思っていましたが、実際には、お客様は小さな文字でもしっかり読んでくれていました。
裏面も白地にしていた方が、「メモ用紙として取って置いてもらえるからいい」と思っていたのですが、裏面だけを取って置いてもらっても意味が無いですもんね。

両面に印刷しても折込料は変わらないから、効果を考えると両面を使って情報をたくさん載せた方が絶対に良いです!

  • この記事を書いた人
森本琢磨

森本琢磨

有限会社 楽まうく代表取締役。中小企業の売上向上サポートを生業とし「現場密着による即時業績向上」を得意とする。 2000年、サラリーマン時代、3万件の法人企業への飛び込み訪問の経験を武器に創業。営業構造づくりや営業マン教育、販促改革を専門とし、短期間で業績を高めつつ内部社員教育、変革を得意とする。現場(内部)に入りこみながら、変革を支援する手法は、経営コンサルタントとしては異色。 主にサービス業、販売業、飲食業などの営業・販促改革による業績アップ支援を行い、成果を徹底的に追求したチラシ・DMづくりで結果を出している。広島県呉市音戸町出身。

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