お客様の購買意思の決定は、値段的な要素ではない
2万円割引!20%割引!0円!値引きが横行している昨今、消費者は値引きの文字に対して、疑いを持っています。本当は、お店に行ったらいろいろ売りつけられて、実際安くないのではないかと。いつも閉店セールやキャンペーンをやっているではないかと。
私のご支援先では、ほぼ値引きをしていません。むしろ値上げすることもあります。
値上げをしても反応は落ちるどころか、逆に上がることがあります。「値段は高いです」「高いのにはわけがあります」このように打ち出すことによって、お客はこのお店は正直だな、そして信頼できるなと思われます。
「変な商品は扱っていないのだろうな」と、思っていただけるのです。
営業マンやお客様の接点となっている窓口の方は、お客様を逃した理由を「うちは値段が高いから、お客様は他店に行かれた」とよく耳にしますが、実際は、私は様々な業界、様々な商品で調査しましたが、お客様が商品の購買の意思決定をする理由として、値段的な要素は10%を超えることはありませんでした。
どうやって値上げするかを考えよう
値段の表記は必要ですが、値下げは必要ありません。
値下げは自分の首を絞めることにしかなりません。
我々、中小・個人企業のプロの商人は、値下げではなくて「どうやって値上げするか」を一生懸命に考えましょう。
簡単に値下げするのは、余裕のある大企業か、目先しか見ていない企業ということになります。
まとめ
①原稿はチラシ業者に任せず、自社でつくる
②特に、文章やキャッチコピーは必ず自社で考える
③チラシ業者に任せていると、売るチラシではなくなる